宅配で荷物を配送してもらう機会が多い人は、玄関を広く大きく設計してもらうと利便性が高くなります。住まいを柔軟に設計してもらえるのが注文住宅の魅力です。気をつけたいのは、玄関を広くすると、耐震性が弱まってしまう可能性がある点です。耐震性を弱めずに、玄関を広く設計してもらうコツは、一階と二階を垂直で一直線につなげるスタイルの柱です。一階と二階で、別々の柱の配置にするのではなく、一階と二階がつながっている状態に設計します。建物の外観も垂直と水平線で構築させるほうが耐震性は高くなり、歪ませようとする圧力に対して強くなります。玄関を広く、扉を大きくすれば、開口部としては強度が低くなりがちです。柱と梁の構造を強化させられれば、耐震住宅として機能させられます。開口部が小さいほうが耐震性が強くなると指摘される場合もありますが、開口部を大きく設計しても耐震住宅として機能するように、柱と梁の構造体に工夫してもらいましょう。注文住宅ならではの、注文事項として取り扱ってもらえます。まずは相談してみましょう。