設計事務所に依頼するメリットデメリット1

設計事務所に注文住宅を依頼するメリットは、自由度の多さです。設計事務所に依頼する時点では、極端な話、何も決まっていません。ハウスメーカーであれば、そのメーカー独自の仕様や工法が決まっています。タイプに応じて、建物の価格も決められています。設計事務所へ依頼する場合は、ほとんど白紙の状態から注文住宅の設計を始めることができます。制約が無いとはいえ、一定の敷地に、建築法規を守り、予算内で建築しなければならないのは当然のことです。それ以外は、設計事務所との打ち合わせにより、決めていくことになります。自由度の多さが、逆にデメリットになることもあります。注文主が注文住宅に対する希望や要望を決めていない場合は、設計事務所も困ってしまいます。設計事務所に注文住宅を依頼する場合は、どんな住宅を建てたいかの明確な考えを持つ必要があります。それは、形となっていなくてもかまいません。和風にしたいとか、将来部屋の間取りを変えることができる家にしたいとか、気取らないが住みやすい家にしたいとか言うような、方向性を示す必要があります。

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