新築住宅は引っ越しが終わるまでワクワクしますが、引越しが終わってから失敗したと思う事の一番多いのが収納のつくりです。案外多いのが、隣の部屋を通過しなければクローゼットに行けないとか、思ったより小さくて収納が充分にできないというものです。しかし、大きすぎるのも問題がありますので、何をどんな風に入れるかをまず考えてスペースを作るのがベストです。また、設計の段階ではどうしても床面積ばかりを見て決定しがちですが、ドアの形や奥行や幅などを考えると間取りとしては使い勝手が良いモノかどうかも考えなければならないですし、収納スペースの広さや大きさによっては照明器具やコンセントなども必要となってきますので、実際にどれくらいの場所にどれくらいのスペースが必要になるかをシッカリとチェックしなければなりません。あとは、動線についても重要な点で、収納スペースだからと奥から順に詰めてしまうと奥の物が取り出せなくなっては意味がないので、どの場所にあっても取り出しやすく、一番出し入れしたいものが取り出しやすい状態にできるよう自分に合った形を選びましょう。